チカゴロの呉女

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<<   作成日時 : 2010/10/01 18:53   >>

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私が明後日「兵庫出陣」を表明しましたら、「私も行く〜!」メールをいただくと同時に、「帰りに奈良に寄りたいんだけど」というメールも複数いただきました。
そういわれると黙っていられないワタクシ。
この際、皆さん兵庫&奈良で楽しみませんか?劇場は神戸というより大阪に近い。大阪から奈良は近いんです。
本当なら私が皆さんを奈良にご案内したいところなんですけれど、月曜は昼からのレッスンに出たいので、朝には新幹線に乗る予定。それで今日は今ならではの奈良の見どころを「私流に」「基本から」ご紹介させていただきます。

今年は710年に平城京に遷都されてからちょうど1300年ということで平城遷都1300年祭開催中です。お祭りそのものは奈良県各地でいろんなイベントがあって年内ずっとやっているんですが、そのメイン会場である「平城宮跡会場」でのイベントは11月7日まで。今がほとんどラストチャンスというわけで、ここに行きたい方が多いようです。「スマステ」でもやってましたしね。私がこのメイン会場初日に訪れ、完成した大極殿を見た感動についてはこちらに書きましたので、参照してください。
ただし、この「大極殿」はイベントが終ってもそのまま残ります。実はこの会場にある「朱雀門」「東院庭園」「資料館」などはもともとあって、もちろん今後も残るもの。逆にイベントが終るとなくなってしまうのは、シャトルバスのつくエントランス広場に近い「平城京歴史館(遣唐使船含む)」と大極殿の東のほうにある「なりきり体験館」それにイベント会場である交流広場だけなのです。
私としては、今までの経験からこういうイベントのこのテの施設ってあまり期待してなかったんですけれど、奈良ファンとしてとりあえず一度は、と思って先月の連休に行ってみましたら、期待に反して(汗)よかったんです〜。大極殿の東のほうにある「なりきり体験館」では天平衣装体験をしました。初日に行ったときに、外を歩きまわれるタイプの貸し衣装はイマイチ地味、と書いた気がしますが、こちらで貸してくれるのは服の上から着る簡易なものながらもう少し華やか。料金たったの500円でその場で写真をプリントアウトしてくれますし、自分でスナップを撮ることもできます。ただし、時間により人数制限があるので、窓口に行ってから時間の指定を受けることになります。

それから「歴史館」のほうはやはり500円で、復元遣唐使船のデッキにあがれる他、奈良時代について解説する映像展示が4ヵ所。その中の遣唐使シアターでは日中関係がガタガタしているこの世の中で「中国にいろいろ学ばせていただき、お世話になりました。お蔭さまで立派な都ができました」というアニメをやってます(だってホントのことだし)。奈良ファンの私から見て、全体としてなかなか「まとも」な出来。中でも最後に見るバーチャルリアリティーによる平城京シアターは私にとっては鳥肌がたつくらいすばらしかったです。この施設は来場者数に比して小さいので整理券制でして、整理券によって決められた時間に行かなきゃいけないんですが、本来なら、会場の入り口かなんかにデーンとこのVRシアターを作って「これから歩いていただく平城宮跡は1300年前はこういうところでした!!」というのを見て理解してから歩いていただく、というのがよかったんじゃないか、と思います。朱雀門近くのシャトルバスの広場から大極殿まで、だだっ広い空地のようなところを歩いて10分と少し。実際会場で「こんな広いところ、前は何があったんだ?」という声が聞こえましたけれど……むむむ、それがわからないと……。

基本的なことをサックリ説明させていただくと、平城宮跡会場というのは、ずばり世界遺産の一つである「平城宮跡」そのものです。1300年前、この国が「日本」と名乗りだしてまだ間もないときに、ここに「平城京」という都がつくられました。「平城京」というのはほぼ現在の奈良市域一帯にわたって、碁盤の目の道路がつくられて人々が住んだ町全体をいいますが、その北の中心にほぼ一キロ四方の区画が垣で区切られ、その中には天皇が住み、儀式をし、役人たちが通って仕事をした、つまり現在で言う「皇居+霞ヶ関」にあたる特別な区域があった、それが「平城宮」です。今回の会場がまさにその場所にあたり、その入り口朱雀門と、中心施設第一次大極殿がもとあった場所に復元されているわけです。その間の空地の部分には役所や儀式の場がありました。どんな感じかはバーチャルリアリティーで見てください。役所のひとつ、宮内省は「なりきり体験館」近くにある程度復元されています。
奈良の都は100年ももたずに捨てられてしまいましたから、この場所はその後田畑となり、人々から忘れられていきました。幕末になってから平城京や平城宮の研究が進み、この場所の保存にはいろいろと紆余曲折もありましたが(宮跡の中を近鉄電車が突っ切ってるのもそんな過程があって……今ではそれも一つの風景ですが)今は国有地になって国の特別史跡として保存されているのです。空地のようにみえても、発掘調査で建物があったことがわかる場所は段になってたりするし、今も発掘調査は続いているのです。
ちなみに、平安京における元の宮の跡は今はすっかり町になってしまっているので、このように保存することは不可能です(今ある御所はずっと後の時代のものです)。そういう意味でこの「空地」はとても貴重、だから世界遺産に指定されているのです。

さてさて、平城宮跡会場は歴史館とか衣装体験とかが時間に制限を受けるので、時間の予測がつきにくいのですが、できれば平城宮から飛び出て、他の平城京域へも出かけていただきたい。関西在住の方は、また行けばいいけど、遠征してる方は私のようなモノ好きでなければなかなか行けないでしょう? 
会場で何度か耳にしたのは「大仏はどこですか?」。まあ、奈良といったら大仏ですよね。平城宮は平城京の中心北にありますが、東のほうの山の麓に平城京の張り出し部分……外京(げきょう)というところがありまして、ここにまず興福寺、それから東大寺など大きな寺が建てられました。都が京都に移ったとき、寺は置いていかれましたから、この大きな寺の周囲だけが町として残りました。それが今の奈良市街です。近鉄電車やバスで近鉄奈良駅に出れば、阿修羅が国宝館にいる興福寺は歩いてもすぐ、その向こうが春日大社や大仏のいる東大寺。興福寺の南側が最近古い町並みで人気の奈良町一帯です。

でも、今、ということであれば、私のオススメは平城宮跡の南側にある西ノ京地区。タクシーを利用してもそんなにかからないはずですし、大和西大寺駅から南へ2駅目の西ノ京駅で降りれば、薬師寺はすぐ目の前。右(南)の入り口を入ると白鳳伽藍。なぜここがオススメかというと、薬師寺の国宝「東塔」はもうすぐ大修理に入ってしまうので、覆いがかけられてその姿がしばらく見れなくなってしまうのです。薬師寺の建物のほとんどは近年になって奈良時代の姿を予測復元したものですが、東塔だけは創建当初から、つまり1300年近く前からその場所に立っているもので、教科書などにも必ず出でくる、もしかして日本で最も美しい塔といってもいいのではないでしょうか。この薬師寺は平城京の前の都、藤原京から移ってきた、私の大好きな大海人さらら夫妻ゆかりの寺。この寺創建の事情についてなんて私にしゃべらせたら力説しちゃって止まらなくなるからここではやめておきますが、とにかく私には思い入れの強い寺でもあり、この6月に薬師寺に行ったときなんて、泣きそうになりましたもん。修理には10年かかるといいますから、10年先なんて、恋してるかどうかどころか生きてるかどうかだってわからないじゃないですか。「きっとまた会おうねっ!!」とお別れを言ってきたのです。ちなみに今月一杯、この東塔を特別開扉して初層内陣特別公開というのをやっています。塔の扉はいつも閉めてありますので、私も今回はじめて内部を見ました(ただし覗くだけで入れません)。最近ではこれにもけっこう並ぶとか。でも、もし時間がなければ別に並んで内陣を見なくてもいいから、とにかく東塔は見ておいたほうがいい!!

もうひとつ、オススメするなら、薬師寺から北に歩いて数分で着く唐招提寺。あの鑑真和上の寺です。こちらは10年の修理を終えたばかりの金堂(「天平の甍」で有名)が迎えてくれます。ただし、修理と言ってもピッカピカに直すわけじゃありませんので、古色のままの佇まいです。どうして今ここをオススメか、といいますと、平城宮跡とセットなんです。平城宮には奈良時代からあった建物は一切残っていませんけれども、平城宮内にあった東朝集殿という建物が唐招提寺の講堂(金堂のすぐ後ろにある建物)として移築され、その後の改造を受けてはいますが、奇跡的に今に残っているのです。これってけっこうスゴイことだと思いません??

薬師寺や唐招提寺は仏像もすばらしいし、本当は呉女の奈良ツアーを企画したいところですが、今はまだ勉強中の身。次に挑戦する奈良検定のソムリエに合格したら、私が誰かを案内する場合は私の分の拝観料はタダにしてくれるという特典があるんです。ご当地検定にもいろいろあるけど、奈良の場合、奈良の案内人を養成したいと一応本気で考えているみたい。確かに奈良はわかって見るのとわからないで見るのとでは全然違う場所。まあ、私の場合住んでる場所が遠いのであまり現実的ではありませんが、奈良の奥深さにハマり、その魅力を伝えたいっ!という気持ちは東国に住んでいてもホンキなんです。
今回の1300年祭で奈良の魅力の一端に触れ、また奈良に行ってみたいな〜と思っていただけたら、奈良応援団としてとてもシアワセです。またの機会にはできれば是非ご一緒しましょう。
……と言いつつ、書きながら「奈良行きたい病」がウズウズ。その前にトロイアに行くのだよ〜〜〜。

……なんか、私、やたら元気になってきたかしらん?

でも、目下の悩みは今晩の「252」。やっぱりパニック映画は苦手だ〜〜。
録画だけして、あとで静馬さんだけバージョンを作ろうと思っていたけど、その作業を考えるだけで……。
どなたか作っていただけません?(←甘えるなっ!!)







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ガッツ(がんばれ!)

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
呉女さま、早速のアップありがとうございます。
遠征を決めた時から、トロイア〜奈良ツアー
楽しみにしていました。
奈良への憧れは、ちょっこし呉女さまに感化されたかも
〜(笑)
これを、プリントアウトして持っていきますね!
それでは、兵庫でお会いしましょう。
かぶとむし
2010/10/01 23:06
かぶとむしさん
いや〜、何もプリントアウトしなくても……(汗)
何かご質問がありましたら、トロイアで聞いてください(笑)

今日のトロイアも無事だったよね……、きっと。
呉女
2010/10/01 23:55
呉女様 はじめまして。
ご挨拶は後回しにして、まずは、今日2日のマチネ無事終わりました。カテコ3回(かな)、スタオベで盛り上がりました。
私は、諸事情あり、今回「エイザベート」以来、10年ぶりの観劇となりました。今、この時に内野さんに精一杯の拍手を送ることができて幸せでした。私にとって内野さんは、心のビタミン剤、元気の元なので、これからもずっと応援を続けていきます。それでは、また。
如月
2010/10/02 18:36
ソワレも無事に終了です。補助席まで出ていました。アンコールは四回、三回目からは素敵な笑顔も出て最後は剣を振りながら袖に入られました。内野さんだけではなくキャストの皆さん喉が辛そうでしたが、かえって魂の叫びのようで心に来るものがありました。個人的に二部は何回か見たなかで最高の出来でした。あと一日皆さん頑張って下さい。
mayumi
2010/10/02 20:47
如月様、mayumi様、嬉しいご報告ありがとうございました。私が観た30日も補助席が出ていたので、毎日出ていたのかも知れませんね。感謝。素敵な笑顔、やっとでしょうか?私のときはまだ、表情が硬くて、ちょっと心が痛かったですもの。とにかく、内野さんを支えて、これからも応援していきたいです。内野さん、負けないで!呉女様、思わず、書き込みして、ごめんなさい。
makomi
2010/10/02 22:14
如月さん
はじめまして。ご報告ありがとうございます!
10年ぶりでしたか。それはそれは感動されたことでしょう。私もファンとしての気持ちの新鮮さを失わないよう、明日気持ちを新たに観劇に臨みたいと思います。

mayumiさん
ご報告ありがとうございます!
皆さん喉にきてますか…。あれだけのセリフをあの発声で…ですものね。あと一日何とか頑張っていただきたいものです。
makomiさん
書き込んでくださってありがとうございます。ご報告してくださった方のにも、皆さんの反応が嬉しいと思うのです。この度は本当にお世話になりました。

さて、私はこれからゆっくりやすんで、明日に備えます。
皆さま、明日、兵庫で!
呉女
2010/10/02 23:43
マチネ無事に終了しました。アンコールの熱さが舞台の充実を現しているようでした。
外に出たら恵みの雨。後一回頑張れ。
mayumi
2010/10/03 15:42
mayumiさん
私もついさっき大阪について、今劇場に向かっています。こちらに着いたらあいにくの…と思ったけれど、そうですね。恵の雨ですね!mayumiさん、ありがとう!
呉女
2010/10/03 16:02
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