チカゴロの呉女

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zoom RSS 伝えられるものと去ってしまうものと。

<<   作成日時 : 2008/12/05 01:10   >>

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冬がきちゃったし、この秋の旅の思い出とか、少しは書いておこうかと。
今年見た紅葉はこれ。
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先週末に行った伊勢神宮の内宮。五十鈴川の河畔です。
先週末は私たち夫婦にとってある記念日にあたっていて、その記念にどこかに行こう、そうだ、10年ぶりくらいでお伊勢参りに行こう!なんてことになってお参りしてきたのでした。
なんとなく厳かな雰囲気の伊勢神宮……なんて期待していたら、とんでもない、すごい人、人、人。まあ、昔からお伊勢参りというのはこういう賑やかなもんだったんでしょうけれど。でも五十鈴川のほとりは、なんだか心が洗われるよう。実際ここは禊の場所。本来なら水に浸かって清らかになりたいくらいですが。
そういえば、9月にハワイに行ったときには、ハワイの神聖な川で実際に水に浸かって禊をしたんですよ。ハワイも自然のそこここに神がいる。日本の八百万の神と似たような感じだし、こういうことってけっこうに西でも東でも普遍的なんですね〜。

伊勢神宮には外宮と内宮があって、本当は外宮→内宮と参拝するべきで、前回(10年くらい前)行ったときはそうしたんですけれども、今回は時間の都合で申し訳ないけれど外宮参拝は省略して、そのかわり前回行けなかった神宮徴古館という博物館へ行ってみたんです。これが感動しましてね〜〜〜〜!!
伊勢神宮の歴史とか祭祀とかについてのいろいろな展示がなされている博物館で、式年遷宮で徹下された神宝類も展示されているんです。伊勢神宮では「式年遷宮」で20年毎に社殿が建て替えられ、そのために古い様式が常に新しく継承されて残されてきた、ということは認識していましたが、その際社殿だけでなく「御装束・神宝」もすべて一新される、ということはあまり頭にありませんでした。
それが展示室に入ってまずビックリ!
「天蓋だ〜〜!」。神様の遷すときにさしかける大きな「かさ」なんですが、ちょうど三週間前に正倉院展で見た「天蓋」……そちらは軸と布とが別になっていましたが……と同じ形のものだったんです。正倉院展はものすごい数のある正倉院御物の中から毎年60点ほどが選び出されて展示され、その年によって目玉とかテーマとかがあったりするんですが、今年はこの「天蓋」関係がまとまって出陳されていたので、ひときわ印象的だったのです。他にも、たとえば鏡、太刀……。正倉院展で見るようなものが、「昔のもの」ではなく、「ついこの間まで使っていたもの」として、そこにはあったのです。しかも、正倉院御物にはそのものをしまう「箱」がつきものなんですが、それもまたそっくりの形で。デザインこそ正倉院よりは「日本風」になっているものの、その他はそっくり、なんてものがそこここに。
正倉院に1300年の時をへて伝えられる多くの御物が存在することもすばらしいことで、その伝えられた「実物」の感動を味わいに毎年正倉院展に通ってしまうのですが、20年毎に作り変えられるという、また別の形で伝えられた「技術」とか、それを伝えてきた「人」の存在があった!! そのことに感動しまくった今回の伊勢の旅でした。今に生きてる正倉院というのかなあ。
平成25年の式年遷宮に向けて、すでに着々と準備が進んでいるようですから、こういった神宝類もすでに作られはじめたりしているのかもしれませんね。

別の正倉院、といえば、11月には「地下の正倉院展」と称して平城宮跡資料館で長屋王家木簡の実物が展示されていたんです。それを正倉院展でチラシを見て知って、思わず資料館へタクシーを飛ばしました。タクシーの運転手さんが「へ〜、長屋王木簡の実物が出てるんですか? 明日休みだから見に行こうかなあ」というノリのいい方で、その長屋王木簡が発掘された旧奈良そごう(今はイトーヨーカドー)の前を通ると「奈良そごうがダメになったのは長屋王の祟り、なんて言われましたねえ」「そうでしたなあ」なんて会話まではずんじゃって、地元ならではの「へえ〜そうだったんですか!」なんてお話も聞けて……楽しかったなあ〜。その木簡の実物、小さな展示室でしたから点数はさほどではなかったけれど、やはりホンモノの迫力ってのがありました。私としては写真展示のみだった「後皇子命」(長屋王の父、高市皇子のこと)木簡の実物が見たかったな〜。思えば高市皇子は私が一番長く恋してる相手かもしれない。10代の頃からずっとだから。ま、一途に、とはいえないけれど(笑)

そういえば、2010年放送の古代史ドラマ第三弾が「大仏開眼」だそうですね。高市皇子やさらら様が活躍する「壬申の乱」はすっ飛ばされたか……。まあ、2010年は平城遷都1300年の年だから、奈良時代のビッグイベントとしてこのテーマが選ばれたのでしょう。……ということは、大仏開眼会に登場したホンモノの呉女ちゃんも登場するんだろうな〜(実は呉女ちゃんは「聖徳太子」にすでに出演済み)。それに正倉院御物の再現とか、お金はかかるかもしれないけれど、やってほしいな〜〜。……とか、すでにこのドラマのあーだこーだにいろいろ思いをめぐらして楽しむ今日この頃であります。

ところで、私が「地下の正倉院展」経由で大阪に走り「私生活」観劇をしていたころ、正倉院展では行動を共にしていたダンナは岡山へ。何をしに行ったかというと、先月いっぱいで定期運行を終らせた0系新幹線に乗りに行っていたんです。ダンナは「乗りたいな〜。でも岡山まで行かないと乗れないんじゃお金かかるし……」とか奈良の宿でウジウジ言ってるもんで、「今しかできないことは後悔しないように多少お金がかかっても行ってらっしゃいっ!」と私が送り出したのでした。最近になって「さよなら0系」のニュースなどを見るにつけても「乗ってきてよかった」と言ってます。正直……私も乗りたかった(汗) やっぱり私らの世代からしたら、新幹線と言ったらなんてったってあの団子鼻の0系ですよね〜。それがいなくなっちゃうなんて、ニュースを見ながら泣きそうになりましたよ……。
ダンナが0系に乗りに行ったときに買ってきたお弁当の容器がコレ。陶器製で永久保存版です。
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